■喜元門

住所:茨城県小美玉市栗又四ヶ2455-19
電話番号:0299-26-2354
営業時間:12:00頃-14:00 18:00-21:30頃(売切れ終了)
定休日:火曜日

公式サイト

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食べに行った日:2009/03/19

なんて名前だったっけ・・・ しょうゆ濃厚・・・なんちゃらかんちゃら・・・
物忘れが激しくて情けない!値段は覚えてるぜ、760円だ。
ネットで探せば名前ぐらいわかるだろww!ぐらいに暢気に構えてたんだけど
見つからなんだorz 意外とこまめにメニュー交代があるらしい・・・

スープ、濃厚な鰹だし。だしの味が一点に集中しているため
コクの深さをしみじみ感じるっていうか感心した。
味の源のボス格が一つのため、味がバラけず、
きちんと整理された一本道のごとき透き通った旨味を感じる。

チャーシューは3種の中から選べる。炭火焼きを頼んだ。
チャーシューというよりはハムステーキのようなジューシーさとボリューム。
弾力たっぷりでみずみずしい肉だった。うめえ。

麺はアルデンテともいうぐらいに固めなゆで上がり。
食べてるうちにそれがちょうどいい具合にやわらかくなっていく。

個性の強いラーメンだよなぁ、と思う。
麺、チャーシュー、スープ、全部個性的で自己主張が強い。
でもうまくまとまってるのが不思議。
麺の茹で方のせいだと思うけど、食べているうちにどんどん印象が変わっていく。
そりゃ、飽きないだろうと思う。正直感心しちゃうラーメンだった。
そんでもってすっかり元気になったっぽい店長さんをみて安心したよ。

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食べに行った日:2007/08/08

ネットで、美味しい!と評判だったので是非行ってみたくて仕事終了後
ダッシュで駆けつけてみたが、すでに外で待つ人が何人かいた。
(まだ7時半頃だったんだけど)その上DEBUが列に並んだ後で店主が
「予定数終了」看板を掲げに外に出てきたので、「えっ今日はもう食べられない
んだろうか・・・」とびびっていると、我輩まではOKとのことでほっとした。

店内はそれほど広くないけれど、常連と思しき人々でぎっしり。
30分ほど待ってカウンター席に座れた。この日は店主さん一人で
店を切り盛りしてるようで大変そうだった。カウンター席ゆえ
店主さんの働きっぷりが一望できたんだけど、とても丁寧。
麺も一人前ずつちゃんと茹でて、チャーシューもその都度加工
(火であぶったり)している。

メニューが豊富で、ラーメンはしょうゆと塩味を選択できる。
チャーシューは三種類あって、チャーシュー麺には3種類全部が
2枚ずつのって出てくる。他のラーメンでも、好きなチャーシューを
選択することができるので、DEBUは直火焼きと炭焼きを頼んだ。

これがDEBUの注文した新商品の鶏脂ラーメン650円。
名古屋コーチンを使用したこだわりのスープらしく美味しそう。
麺が冷麺のようなコシがある中太麺。個性的だけどちょっと硬いかなぁと
思っていたのもつかのまで、スープがとても美味しく、岩のりとの
相性もとても良く、またチャーシューがとても美味しくて
(特に我輩は直火焼きのローストビーフみたいなジューシーな
肉にメロメロになった)煮玉子も美味しく、ラーメンの汁を吸った白身と
完璧なまでに綺麗な半熟の黄身のハーモニーに驚愕した。
(あんたグルメ漫画の読みすぎだってw)
気がつくと麺の違和感はなくなり、とても美味しく最後まで食べつくしてしまった。
スープもいつもは中性脂肪を気にしてあまり飲まないDEBUなんだが(無駄な抵抗)、
あまりに美味しいんで飲みつくしてしまった。

濃いんだがくどくなく、幅が広くその上底が深い味なのにしつこくない。
あっさりとも表現できる濃厚スープを飲んでいると、ラーメンスープの
はずなのに単品のまろやかなコンソメスープ(のようなもの)を
飲んでるような気になってくる。不思議で正体がつかめない味わい。
とても美味しかった。

店主の人柄も素敵で、DEBUにも「どこから来たんですか?」と
何気に声をかけてくれたりした。「つくばから来ました」と答えると
「つくばだったら美味しいラーメン屋さんたくさんあるのにわざわざ
こんな店に来てもらって・・・」と謙虚にも程がある言葉に驚いた。
勘定をしていく常連客(中には常連じゃない人もいたのかもしれない)が
みんなにこやかに「美味しかったよ!」と声をかけていき、
それに丁寧に「ありがとうございます」と頭を下げてる様子を見て、
彼の細やかな気遣いの心が愛される理由なんだろうなぁと思った。
(あ、もちろんラーメンの美味しさもあるけど)

ラーメンによっては細麺のものもあるらしいし、もっと他の味の
メニューも試してみたい。

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