住所：茨城県東茨城郡大洗町磯浜町987
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食べに行った日：2009/03/07
三度目の正直・・・
今度こそは地魚丼を確実に食べるべく、今までの失敗から学習し予約をとることにした。
しかし当日予約は当然のごとく玉砕。みっしり他の客の予約がつまっているという。
２週間ほどの余裕を持って電話をするとさすがに予約も空いているという。
ようやく地魚丼への着実な一歩を踏み出せたことに安堵しつつ、
この不況のご時世、すばらしい活況であることに感心した・・・！（´д｀；）
というわけで今回は個室の座敷に案内してもらえた。
すでに注文する品は決まっているけれど、メニューを見てみると
丼コーナーに新たなメンバー「極上うに丼１５７５円」なるものが名を連ねている。
く、くっそー。こんなこと書かれたら食べたくなっちゃうじゃないか・・・ハァハァ
ま、今回はなんとか自制をきかして堪えたけれども・・・
こちらが夢にまで見た地魚丼２１００円。ホワイツ＆ホワイツ。白は引力☆
この日はヒラメとホウボウとイカとたこと白魚と・・・ほかにどんなのがあったか忘れちゃったけど
皿の中央に盛ってある酢飯を取り囲むようにして白い魚を中心に薄切りの切り身が並んでいる。
どのネタも味付けがしてあるので、まずは醤油につけずにそのまま食べてくれという。
三度目の正直でようやくご対面と相成った地魚丼が嬉しくて浮かれてた我輩は
そんな主人の一言を速攻で忘れて醤油をかけようとしていたんだが
丼にたらす寸前にママンに止められて我に返った。あ、あぶないとこだったぜ・・・。
母上に感謝しつつ、何もつけずに食べてみると、なるほど、ちゃんと味が付いている。
魚の風味を消さないほどの上品な、でもしっかりと存在を主張するゆずの香り、ポン酢のさっぱりとした味わい、
今まであまりお目にかかったことのない、甘いタレで食べたタコ・・・おもしろい味わいだった。
シラウオはふつうサイズよりも1．5〜２倍ほどの大きさをしており、透き通った体の美しさに
思わず心奪われた。食べでもあるし、魚の持つかすかな海の香りというか・・・そんなのが
ばっちり感じられ、かつ生臭さが全然ないのでとてもおいしかった。
どれがほうぼうなのか夢中でむさぼり食ったので判別はついていなかったが、
どの刺身も弾力があってムッチリコリコリとした食感でとても美味しく、新鮮で、まったく臭みがなく、
丁寧な仕事っぷりがはしばしから感じられて、最後まで感激して食べ終えた。ほんといい仕事しよん・・・（´д｀*；）
おまけでついてくる汁物がこれまたおいしい。すまし汁だと思うんだけど、身がプリプリっとしたアサリが
ごろごろ入ってる。貝殻の量より身の量が多いのが嬉しい。
ダシも出まくっててうま味エキスがあますことなく汁中ににじみ出ていてなんとも言えないコクが
胃に広がって幸せを感じた。
難点は量が少ないことかなぁ・・・
腹ぺこで訪れたら絶対この量では腹５分目ぐらいまでにしかならないＹＯ！！
おいしいし、２１００円でも高いとは思わないけれど、やっぱもう少し食べたい・・・！と願ってしまうもの。
そんでもってサイドメニューや単品でにぎり寿司を注文しようと思っても、板前さんが一人なので、
（しかも死ぬほど忙しそうなのを目の当たりにしてるため）追加注文するのがはばかられてしまうのだ。
そうとも。チキンと呼べ。
量は少ないけど、ネタの新鮮さ、ネタの処理の丁寧さ、細部に行き届いたこだわりに垣間見る職人気質、
それらを考慮するとやはり満足する。予約入れてでもやっぱゆっくり味わって食べたいって思う。
今度は是非極上うに丼か、ノーマルな海鮮丼を堪能したい・・・！
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