住所:茨城県日立市水木町2丁目4-10
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食べに行った日:2009/02/01
海鮮丼 食べたいと母が言ったから 今日が二人の お寿司記念日
というわけで最近母上が我輩以上に海鮮丼に飢えた野獣のようになってしまい、
外食する時に「じゃ、何食べたい?」と聞くと「海鮮丼」と即答するまでになった。
それでこの日はちょっと遠目の店まで遠征して、ネットで見つけた海鮮丼を
堪能することにした。
これがその1日5食限定の海鮮丼。1050円☆
滑り込みセーフで二人とも食べることが出来たぜ!
(って・・・アレ!?父親は・・・?父は海鮮丼よりゴルフが好きなんだ。察してくれ)
開店より少し前に店に到着したんだけど、既にそこには先客がいて度肝を抜かれた。
しかもその数、4人。先着5名までの海鮮丼を二人で食べるのは無理かもしんね・・・
その場合は母よ・・・我輩のことは構わずオーダーするんだ!我輩の屍を越えて行けッ!
と妄想しながら悦に入っていたところ、先着4名のうちの一人が「オレ、チラシ寿司」と頼んだので
母と我輩と二人めでたく当初の目的であった海鮮丼にありつくことが出来たという寸法さ。
この海鮮丼の人気はすごいもので、料理が出てくるのを待ってる間にも何人も客が
訪れては「海鮮丼ある?」と店主に尋ね、「ごめん、もうねーや」と返事がくると「そっか」と
そのまま帰っていってしまう始末。大人気なんだね・・・ちょっとぢんげるを思い出した。
さて、肝心の料理の味はというと・・・
メインの海鮮丼以外に、サラダや茶碗蒸し、汁物がついてきて、食べる前から
心躍るワクワク感。このサラダにかけられたドレッシングにすりおろしたワサビが
混じっていて、知らずに食べたら涙ぐむほどの辛味成分であった。
わさびの辛さって唐辛子やマスタードと違うよね・・・
鼻に抜けて涙腺を刺激するからさだよ・・・!(´д`;)
(ちなみに唐辛子は舌と鼻にジンワリ広がる。マスタードは食ったことないからしんね)
思わず涙ぐんだよ。あ、これ二度目か。ま、大切なことなのでね、二度言いました。
苦手な人は気をつけてね。でも、我輩このドレッシングでサラダ食って、なんとなく
大人への階段を一段上がったような気分になったよ。確かに辛いけど、さわやかな気分になって、
辛さが残らないんだよ。辛いときは一気にグワっと来るけど、そのグワっが去ると爽やか。
ワサビには消毒効果があるって言うけど、文字通り口の中が清浄された気さえする。
茶碗蒸しはツルンとした喉越しで、味付けも程よい。味噌汁も味わい深くて美味しい。
シンプルに見える料理なんだけど、サイドメニューを見た(&味わった)だけでも、
手をかけて考えて作ってるんだなぁという、仕事に対する真面目な姿勢がうかがえた。
さて、海鮮丼はどうなんだというと、これは文句なしに美味しかった。
切り盛り方もツボを抑えているというか・・・美しかったし、食べやすい。
しかも刺身の量が多く、一つ食べたらその下からまた魚の切り身が覗いてる・・・という
非常に幸せな状態。酢飯の具合もちょうどいい按配。マスターが気づかい上手で
さらに社交家で、仕事の手は休めず気楽に客に話しかけてくれるので、
待っている間も楽しかった。「寿司飯もっと欲しかったら言ってね!」と笑顔も眩しい。
若いのに(30代半ばぐらいだと思うんだけど)、腕もいいし、人柄もいいし、
素敵な寿司職人さんだと母と感心した。近所にあれば通いたい。ホント。
料理の美味しさは言わずもがなだけど、店主の明るいキャラクターと、おばちゃんの
上品な笑顔がとても気持ち良かった。また機会があったら訪れて、今度はちらしか、
さもなくばゆっくり夜に酒でも飲みながら刺身をつまみたい。
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