住所:茨城県土浦市中央1-2-13
電話:029-821-0151
営業:
[月〜火] 11:00〜19:00 [水] 11:00〜14:00
[木〜日・祝] 11:00〜19:00
定休:不定休
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食べに行った日:2013/04/29
亀城公園近くにある天ぷらの老舗。
なんでも明治時代から営業しているとか…
そんな肩書きに信憑性を添える年季入った店の佇まい。
このあたりは昔ながらの建物が多くて、散策していると
遠い街に来たような錯覚を受け面白い。
土浦駅かいわいでスタンプラリーを実施しているらしく、
手にパンフレットを持った観光客が、ほたての店の前に
設置された、武将名のハンコを押印していた。
さて、そんな様子を見ながらほたてに入店。
店内は薄暗く、テーブルや壁等、目に入るものは
大体茶渋色で統一されており、それらも使い込まれた物が持つ
いぶし銀的な輝きを放ち、外観同様に年季の入った
重鎮然とした空気が漂っていた。
時代劇の浪人が飯を食っててもおかしくない雰囲気。
店に入ると客は3組ほどいたが、店の人と思われる
テーブルを拭いていた年配の男性はまるでこちらに
気づく様子もなく、「すんません、こんにちは」と
厨房の方に声をかけたものの、しばらく放置されたが、
やがて女性が姿を現し、座敷席に案内してくれた。
店内には独特の香ばしい香りが漂っていた。
(ネットで得た情報によると揚げ油であるごま油の香らしい)
コーラ 150円
瓶コーラって風情があっていいですねぇ。
野菜天ぷら丼 650円
天ぷらは人参のかきあげ、インゲン、舞茸の*種。
甘くて(甘さ7:塩気3ぐらい)サラっとしたタレは、
家庭的で、食べやすく、ご飯も進む味わい。
かきあげや舞茸の天ぷらはどうしても油を吸う量が多いので、
油切れが悪くなってしまうのは仕方ないのだろうが、
丼の底の方に鎮座していたので、かなりヘビーであった。
結構油っこい。油っぽいのがそう得意でない人には、
漬物と味噌汁の存在は実にありがたいはず。
味噌汁は大き目に平べったく切った豆腐が数枚と
白身魚が入っていて、魚介のダシがきいていて、
旨味が臓腑に響いた。
こちらはT君の食べた天ぷら定食880円
店の外観や佇まい、CP的に見ると良いと思うけれど、
何というか…料理的(メニューや調理の方法等)に
時代に合わせた新しい風や工夫を入れることも
少しくらい必要なのではないか?と思った。
(エラそうにスンマセン)
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