■キャノン

住所:茨城県牛久市中央3-20-1
電話:029-871-7023
営業:11:30〜21:00
定休:無休(年末年始を除く)

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食べに行った日:2009/10/04

牛久市の観光スポット、カミヤシャトー内にあるレストラン。
いや〜、牛久シャトーってずっとワイン醸造所だと思ってたけど、
レストラン街(?)だったんだね(´∀` )
駐車場はシャトー目の前に、コインパーク有り。
1時間100円ながらも、1000円食事すれば2時間まで、
2000円食事すれば4時間まで無料になるのでありがたいのう。

店の外観はぱっとしない感じだけど(ほっとけ)、
内部はかなり広く、いぶし銀の輝きとともに高級感を感じさせる。
我輩のようなパンピーは全力で場違い感を受けずにはいられない。
それでも座ってオーダーしたけど・・・(笑)

ランチはいくつかコースが用意されてる。

我輩がオーダーしたのは一番安いもので、2000円のコース。
考えてみれば、昨日食べたイルクオーレのランチと同じ価格だなぁ〜。
こうなったらフレンチとイタリアンで土俵は違うものの、
どっちがお値打ちか食べ比べてやるぅ(゜∀゜)と開き直る我輩だった。

前菜。ホワイトフレンチドレッシング+わさびのソースがかかった
魚介アミューズ(っていうの?)。レイアウトにこだわりを
感じさせる一品なんだけれども、あまり可食部がなく物足りない。
ドレッシングは、我輩としてはワサビが苦手なのであまり
好感度が高くないんだけれども、「日本人としてはやっぱ魚介には
ワサビ(と醤油)だよね★」という黄金法則が適応されてて、
親しみやすい風味だった。それとワサビの辛味が胃袋を刺激して、
これからのコースに備えての準備運動開始!という雰囲気が感じられた。
技ありだな〜と感心。

スープ。サツマイモベース。
なめらか、というほどクリーミーではなく、時折舌にざらっとした
素材の感触が残る程度のキメ。そしてもったりとしていて濃厚。
味付けに関しては、それほど目立ったインパクトはなく、
ほのかにサツマイモっぽい香りがするといった程度。
甘い。そしてしょっぱい。
上に乗ったサツマイモのチップスは特別味付けなし。
そしてパリパリ感は少なし。

メインは肉と魚で選べるわけなんだけど、我輩は魚を選んだ。
秋鮭のパイ包み。パイ包みって食べたことなくってさ〜。
(単に記憶に残ってないだけかもしれないけど)
パイというと、オニオングラタンパイスープみたいな、
サクサクした層のあるものを想像してたんだけど、
このパイは餃子の皮みたいな食感だった。
パイの中には鮭と、マッシュポテトがたんまり入っていて
かなりのボリューム(&こってり感)。
調味は塩とバターメイン(おそらく)。
控えめな味付けなんだけど、鮭も脂乗ってるし、マッシュポテトも
濃度が高いうえにバターを結構な量含んでるのでかなりのコッテリっぷり。
美味しいけど、途中胸焼けした・・・(; ^ω^)


これはメインのお供。サラダ&パン。
まあ、なんというか普通の味わい。
ちなみに肉の料理は、牛すね肉の赤ワイン煮込み。
そっちも良さげだなぁ〜と迷った。
両方ちょっとずつ乗ってるプレートがあればいいのになぁ〜。
(そうやって何でもお子様ランチ化を望むのは良くないですな)

デザート。
ラムレーズンのアイスと、マロンシュークリーム、フルーツの3種盛り。
ぶっちゃけかなりお腹いっぱいだったので流し込むようにして食った。
好き好きだと思うけど、我輩、ラムレーズンもマロンも
さほど好きじゃないのでキビしいラインナップであった。
これはその日の当たりはずれが客ごとにあるのだろうなぁ〜。
ラムレーズンのアイスは、かなり濃厚にラムレーズンの風味&果肉が
入っていて、好きな人にはたまらない味わいだったと思う。
添えられていた砂糖菓子(マジパン?)もポクポクと変わった食感で面白かった。
マロンシュークリームは生クリームがてんこもり。
今までの料理でだいぶ乳製品系統によって胸いっぱいだったので
我輩はキツかったが、マロン好きにはすばらしいロマンを感じられるはず・・・
ぶっちゃけフルーツが一番美味しかった。胃に優しくて・・・(´∀` *;)

正直な話、あまり落ち着いて食事できる感じじゃなかったな〜。
店内シーンと静まりかえってるせいか、ナイフやフォークで
音を立てると罪悪感抱くし、店員が暇なのかじっとこっちを
観察してる感じがしたし、(まあ、それは水を入れたりとか皿を下げる為の
タイミングを伺っているのだろうけれど・・・)、
時々何か小声でしゃべっては笑ってるのも微妙だった(´ д ` ;)
もしかして「あの客、テーブルマナー最低ww」と笑われてるんじゃ
ないかと、我輩にしては珍しくネガティブな妄想しちまったぜ・・・

でもなんつーか、空間も広く従業員のたたずまいもモノホンっぽい
感じがそこはかとなく感じられ、天井が高く、調度品も厳かな感じがする。
雰囲気を重視する人にはうってつけというかもってこいなお店なんじゃ
ないかなぁ〜?

あ、紹介し忘れてたけど食前に飲んだぶどうジュース。600円。
甘さを期待したんだけど、意外とすっぱかった。
氷で薄まっちゃったのか、もともと酸味のあるブドウだったのか不明。

・・・というわけで、ランチ比較をしてみると、
気楽に食べられるという点ではイルクオーレかな〜?
珍しい料理にお目にかかれるという点ではキャノン。
でもコストパフォーマンスという点ではどちらもいい勝負だと思うYO!

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