住所:水戸市加倉井町670―2
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食べに行った日:2010/12/19
水戸インター入り口近くにあるロシア料理店。
前々から行ってみたいなぁ〜と思っていたんだけど、
家族の賛同が得られず(じゃ、一人で行けばって感じだけどw)、
先日ようやく「冬になったし温かいものでも・・・」という流れになって
訪問することが出来た。
店の外はなんだかひっそりしていて、最初営業しているのか
どうかわからない感じだったが、「営業中」の看板を見つけ、
安心して入店。
店内の雰囲気が外から受ける印象とまったく違う!
どっかの・・・中世期の中小貴族の私邸のような様相なのだ。
少しレトロかつアンティークな香りのする調度品の数々、
テーブルや椅子なんかもどこか歴史の重みを漂わせていて
なんともいえない味わいだった。
店の奥の棚にはロシアのお酒(ヴォッカとか)やバラライカなどの楽器、
マトリョーシカなどの置物がずらりと並んでいて、
見ているだけでもものめずらしくて面白かった。
なーんて思っていたら、店の奥からこれまた重厚な歴史の
重みを漂わせる従業員のマダム登場。
どうやらご夫婦で切り盛りしていらっしゃるみたいで、
忙しいランチ時に、マダムは非常に慌しく駆け回っていて、
愛想などは殆どないんだけど、それでも何故か憎めない
朴訥としたキャラであった。
さて、肝心の料理の方はといえば・・・
我輩らは昼飯時に訪れたんだけど、ランチタイムのメニューは
いずれも1500円均一で3種類ほど用意されていた。
共通しているのは、
スープ(ボルシチかな?)・サラダ・食後の珈琲の3点で、
メイン料理がピロシキ・ビーフストロガノフ・唐辛子チャーハン(?)の
いずれかを選ぶ形。せっかく3人で来店したので全員別のものを・・・
ってことで、我輩はビーフストロガノフを注文。
ボルシチ。
付け合せにビーツとクリームチーズが出てきた。
(とはいえ説明がなかったから、本当にクリームチーズか謎。
DEBU’Daddyの舌の判断。)
ロシア料理というと、今まで薔薇絵亭やチュードで食べたことが
あるけれど、ここのボルシチは今までの中で一番
馴染み深い味わい・・・(日本風ってことかな?)に感じた。
ボルシチなど日本人には食べなれていない食品であるに違いないのに、
それでも何故かけんちん汁か何かを食べているかのような、
胃袋の底がほっこり、ホッとするような、家庭的な味付けというか。
野菜もよく煮込まれていてやわらかく、スープには
いろんな味が染み出ていて、とても食べやすい。
次に小さなサラダがやってくる。ドレッシングも2種ついてきた。
ドレッシングをかけずに食べたので味はわからず。
(こちらもマダムは無言で置いてゆき、足早に立ち去った(笑))
ボルシチとメインの間の箸休め、口の中のリセットという意味で適量。
メインのビーフストロガノフ。(上に写ってるのが前述のサラダ)
想像していたのはビーフシチューみたいなものだったけれど、
かなりハヤシライスやカレーに近い形で、ごはんも一緒に登場。
このご飯、軽くバターの味がついていてほのかに甘い。
そしてビーフストロガノフ自体もかなりバターが入っているようで、
全体的にやわらかくまったりした味付けだった。
タン(と思われる)肉が惜しげもなくたくさん入っている。
火の通りの具合がいいのか、肉はやわらかく歯切れも良かった。
全体的に塩気が少なめなので、最後らへんは少々飽きてしまったけど・・・(^^;)
ビーフストロガノフのアップ。
他の人の食べたものを分けてもらって食べた感想を・・・。
ピロシキ・・・コロッケ状態に仕上がっていた。ざくざくしたパン粉で
包んであり、香ばしくボリューム満点。やはり味付けの基本は塩と肉。
(ビーフストロガノフの写真に写ってるご飯横の物体)
唐辛子チャーハン・・・ピリッと軽めに辛みがあり、中華のような和風のような、
不思議なとらえどころの無い味付けだった。
後を引くけれど、やはり最後は飽きちゃいそうな(^^;)
食後の珈琲。
ベトナム珈琲ほどではないにしても、かなり濃厚でドロっとした、
そしてデフォルトでお砂糖が加えられていて甘味もしっかりついた珈琲。
スイーツを食べたような満足感。
かなりの満腹感。とても良いCPだと思います♪
レジ近くでパウンドケーキを販売していたんだけど、
どっしりしていて、木の実なんかも入ってるみたいでおいしそうだった!
(1500円もするので購入はちと控えてしまったが・・・)
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