■メゾン・ド・メティエ

住所:茨城県水戸市見川1-1152-1
電話:029-243-8847
営業:11:30-15:30、17:00-21:30
定休:不定休(木曜)

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食べに行った日:2011/10/23

水戸のパスタ屋さん。
行こうと思っていたお店が休みだったので、
急遽携帯で他の店を探すことになり、白羽の矢が立ったのがこの店。

いや〜、なんというか… 
近年まれに見るインパクト強い店だったナァ〜(’∀’;)

・入り口に「撮影、録音・録画機能のある電子機器の使用禁止、
携帯電話の通話・メールなどの機能は店を出て使ってくれ」という旨の張り紙。
・ウェイトレスがいきなり不機嫌MAXな顔でにらんでくる。
・他に客がいない。
・席に通された後、水の入ったグラスやナイフ・フォークなどの入った
 籠を置くときガシャッ!ガツン!と派手な音を立てて置く。
・友達と会話を楽しんでいると「失礼します!!」とドデカイ声でさえぎり、
 ガッシャ!!と料理を置いて何も言わずに立ち去る。

いやー。私ら、なんかした!?と驚くぐらいのびっくり接客だった。
後でネットでこの店の評判を見たら、何でも以前は丁寧で優しい
接客だったのに、ある時を境に今のような無愛想&ケンカ腰の
接客にがらっと変わってしまったのだとか。(常連相手でも)
それまでは撮影を禁ずることもなかったみたいだし、
客とのトラブルとか何かあって、
あのように心を閉ざした系になっちゃったのかもしれないけど、
あんな接客するぐらいなら店たたんだほうがいいんじゃ…?(^w^;)
とおせっかいにも思わずにはいられなかった。
(遅かれ早かれ客来なくなってつぶれちゃうでしょ…。
 実際この日は他の客と会わなかったし)

ちなみに食事は美味しかった。
頼んだのは以下の2つ。

渡り蟹のパスタ 1,000円。
パスタの太さは中太ぐらい。食べ応えがあり、ソフトな食感ながら弾力あり。
パスタソースはトマトベースでクリームも混ざっている。
クリームのまったりさが目立つかと思いきや、スパイスが効いていて、
かなり冒険心溢れる、刺激的な味わいになっていて最後まで飽きない。
甘みと塩気とコクのバランスが整い、
全体的な味わいがやや攻撃的なところが良い感じ。
蟹の旨み、味わいもバッチリ。最初の数口は甘みを強く感じるんだけど、
最後の方はコショウか唐辛子かのピリリ感が強くなる。
そういう味の変化も美味しさのひとつだった。
近い味としてはポルポー@四街道市かな。

一緒に出てきたパン(フランスパン)は特に可もなく不可もなく。
焼きたてってわけでもなし、食感や風味に個性があるわけでもなく、
普通に売ってる市販のパンを買ってきて切って盛った感。

ジャスミン茶。(500円か400円ぐらい)
オシャレなポットに入ってやってきた。
2〜3杯分ぐらいあって飲み応え十分。
舌で感じる渋みはやや控えめだけど風味があり、
子供でも飲みやすいと思われる。

あと友達が頼んだスモークサーモンのカルパッチョも少し頂いた。
こちらは酸味の強いオイル(オリーブ?)ドレッシングに、
マヨをベースとしたコッテリまろやかなドレッシングが
2色がけしてある技巧派のカルパッチョだった。
サーモン自体はほのかに煙臭く、炙ってあるんだなぁ、
スモークなんだナァと感じる。つるんとした食感。
サーモンの生臭さは一切なく、サラダ感覚でたいらげることの
出来る一皿だった。

それにしても最後は「ありがとうございました」と言ってもらえたので
まあいいか。ネットで見るとそれすら言って貰えないと憤慨してる
人もいたので…(どんだけだよぉぉ!)

帰りの車中は「あのウェイトレスはどんだけ嫌なことがあったんだ…」
「前日夫とケンカでもしたのか…」という話題でもちきりだった(笑)

せっかく料理が美味しいのに、本当勿体無いと思う…。

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