住所:茨城県古河市本町1-2-39
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食べに行った日:2011/07/24
店内の雰囲気は昭和の居酒屋という感じ。
どこかやぼったくて、雑然としていて、にぎやかにガヤガヤ。
でも温かくて、居心地が良い感じ。実に抽象的ですな。
従業員は結構キビキビ動いていたと思う。
メニューを見ていて思い出したのが、ホワイト餃子。
どの定食セットもCPが良いなぁと感心した。
焼き餃子セット(976円)注文。餃子一人前(8個)に
味噌汁や漬物などいろいろついてこの値段とは安いなぁと感心。
それほど待たずに出てきた料理。
餃子…うーん、ホワイト餃子のようなものを想像していたら
まるで別物ですなぁ。カレーのような味わいが口に広がり、
「なんでカレー味?」と疑問に思ったけれど、正しくは
シナモンの味わいだったようです。ちょっと違和感。
外側の厚ぼったい皮はパンのようで、モソモソした食感。
餃子を食べたいと思ってやってきた人間にとっては
少々番狂わせ。特にのど越しの良いつるやかなものを
無意識に求めてしまう暑い夏場には…。
肉餡に関しては、可も不可もなく、という印象。
つけだれの材料がたくさん用意してあり、
自分の好みのタレをカスタマイズできるのは
嬉しい配慮だけれども、いかんせんこれを「餃子」と
呼ぶのには抵抗が・・・(^^;)
肉のつまった焼きパン、って感じ。
なまじ数があるので途中で気が重くなってくる。
1個あたりのボリュームも結構あるし。
もう少し皮がパリっと歯ごたえ良く揚がってるとか、
素材がつるっとしているとかなら食感の楽しみが
あるんだけれど、このモソモソ感…
でも店内は盛況。リピーターも多いみたいなので、
古河の人々にとってはソウルフードなのかもしれない。
ってか私もこの味と幼少のころから親しんでいたら、
「やっぱり餃子は丸満ね♪」と、このふかふかした
皮厚の餃子を求めて通っているのかもしれないなぁ。
求めていた餃子と大きくかけ離れていたため
消化不良感が強かったけれども、満腹にはなった。
店の人達も細かく気を使ってキビキビ働いているので
実に気分が良い。飴玉サービスがあったり、
スタンプ制度なんかもあって販促行動にも力を入れているし、
餃子以外の点では非常に好印象だった。
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