住所:茨城県結城市結城911-1
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食べに行った日:2009/01/11
この店のランチを食べてみたいという念願(大袈裟)がかなう日が
とうとうやって来た。やはりというかなんというか、この時間帯は混みあっていて、
「満席ですので少々お待ちを・・・」と丁寧に応対された。
併設されてる雑貨屋を見ているうちに席が空いたようで案内してもらった。
既に何品かのランチメニューは売り切れとなっている。こんな郊外にあるというのに
なんという人気なのだろう・・・まあ、一度くればそれも頷けるけれど。
ランチにはパスタメイン、肉メイン、ガレットメイン、キッシュ+肉メイン、サラダメイン、
がそれぞれ用意されていて、値段はどれも1500円前後。一番高いのが
肉メインの料理で、この日は2200円だった。
残されたメニューのうちから我輩は「にしん、オリーブ、カッパーのプッタネスカ」1600円を注文。
パスタ+オードブル+デザート+ドリンクがつくらしい。非常に楽しみ( ^ω^)
ほどなくして出てきたオードブル。
「こ・・・これは・・・(゜д゜)?」としばしぼんやりテーブルの上を見つめる。
なんだかパっと見、ケーキ・・・のようなんスけど・・・ちがうの?
少しスプーンですくって口に入れて、これはテリーヌ的なものであると判明。
高級食材について知識も食べた経験も乏しい我輩としては「これは××である!」と
的確に指摘することが出来ない我が身が情けないが、とにかくどんな食べ物だったか
ありあわせの知識と言葉で説明すると・・・
チーズやら流動状態にした肉やら魚などのたんぱく質っぽいものを練り合わせ、
再構築させたもの・・・と言う感じだ!テリーヌ自体食ったことないから「テリーヌである」と
断言できないのが歯がゆいが、その形状はテリーヌっぽい。そしてテリーヌを表現
する時に良く使う「コッテリと脂が乗って、コクがあり高級な雰囲気の味わい」という
形容詞がピッタリの味わいだった。ソースは酸っぱめ。レンコンを揚げたものが
パリパリといい歯ごたえかつ香ばしかった。テリーヌ本体は正直食べなれないせいもあり、
そんなに美味しいとは思わなかったけど、珍しいものを食った・・・と感慨にふけった。
これはメインのパスタ。カッパーっていうのがどんなものなのかよくわからないんだけど、
トマトと塩味がよく聞いていて、複雑な味わいだった。酸味、塩味が強くて、
どことなくヘルシーな味わい。我輩は個人的にアマトリチャーナみたいに酸味や塩味も
あるけど、それ+甘味、辛味、なんかを求めていたのでちょっと物足りなかった。
そして食後の珈琲とデザート。
モヒカンのようにそびえるクッキーっぽい焼き菓子。
それが突き刺さっているデザートの本体は何者かと言うと、
出来立てのバニラアイスである、とのこと。
ここの店員さんの魅力的なところは、「本当はチョコレートケーキが
本日のデザートだったんですが、今ちょうどバニラアイスが出来たてで・・・
すっごく美味しそうなので持って来ちゃいました☆」と屈託なく笑う笑顔なのだ。
すごく自然体。なんだか友達みたい!と友達の少ない我輩なんかメロメロになる。
実際はチョコケーキが切れただけなんじゃねーの!?なんて思う気持ちは
みじんも湧かないのだ。そういえば以前両親を連れて佐野ラーメンを食べに行った帰り、
この店でお茶を飲むことになったんだけど、ママンが頼んだフォンダンショコラの
つけあわせのアイスが、メニューに寄れば「バニラ」だったんだけど、
実際に持ってきたのが「アールグレーのアイス」になっていたことがあった。
ママンは「あれ?」と思いながらも数秒後にはフォンダンショコラの美味しさに悶絶していた。
そしたらそこへ慌てた様子でウェイトレスの女の子がやって来て、(「はわわ」とか
言いそうな顔つきで)「ごめんなさいっ!本来ならバニラだったんですが、
アールグレーのアイスが出来たてで美味しそうなのでごくナチュラルに
そっちを持って来ちゃいました!!」と大慌てで謝った後「取り替えましょうか?」と
笑顔を向けるのだ。んー、なんていいスマイルだ。
大抵のヤツらの心にナギ節を与える・・・
もちろん母は「いえいえこれでOKよ。とても美味しいわよ!」と笑顔で返答。
笑顔は笑顔を呼ぶな・・・などと柄にもなくポエムチックなことを考えてしまった。
あ、肝心のバニラアイスはというと美味しかった☆
くっついてきた「宮田さんの苺」も美味しかった☆
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食べに行った日:2008/12/14
yahooグルメか何かで茨城の喫茶店部門でいつも高順位にいたので、
気になってた店。結城のトライアルに買い物いったついでに
満を持して訪れてみた(大袈裟ですよ)。結構細かい道の近くにあるので、正確な場所が
よくつかめなくて途中迷うこと請け合い。知ってる人にナビゲートして
もらうことを強くおすすめする(; ^ω^)
昼飯食った後だったのでデザート(+飲み物)だけだったんだけど、
店内の雰囲気がいいんだな。
手作り風味満載。どことなく北欧っぽいがらんどうさがあるんだけど、
キャンドルだとか素朴な風味溢れる雑貨がそちこちに飾ってあって、
温かさを感じる。夏は涼しいんだろうなぁ〜。
とにかく雰囲気が良くて、客の8割が女の人だった。
(残り2割はどう見ても大工さんだったんだけど、
おそらくファミーユ(または近隣の家?)の増築をしていると
思われる工事現場が近くにあったのでその人員じゃないかと・・・)
まあ、つまり女性が好きそうな雰囲気というか。
ちょいファンタスティックな比喩をすれば、魔女の隠れ家って感じ。
そしてこれが我輩の飲んだチャイ。
ここやここのチャイも美味しかったんだけど、ここのチャイも素朴で美味しい。
お湯の温度が熱いわけじゃないけど、体があったまる。
気になるデザートの方はさつまいものプリンだったかな?
極細のチョコレートスティックかと思われる飾りはなんとさつまいもをカリっと
焼き上げたものだったのだ。バリボリ食えてしかも香ばしく、なんだか新鮮な印象だった。
プリン自体も余計な添加物がなさそうな、素材そのものの風味みたいなもんを
大事にして作ってあるという味わいだった。うーん、美味しい。
隣近所の席にランチの皿が届くたびに「美味そう」と横目で見てしまった。
(ちなみにそんな隣近所の女性たちはDEBUの視線など気づかない
ぐらいに目の前に登場したランチに釘付けで、歓声を上げては
写真とりまくりだった。(あ、ちなみにこの店はフラッシュ禁止なので
写真撮る場合はNOフラッシュが基本の様子・・・))
ただよってくるアロマだけで腹が減った。
今度は絶対ランチ食べようっと(= ^ω^)!!
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